セッション: Ptolus#6

参加メンバーは、GM=BM、+PL3名=id:cartographer氏、kawai氏、Rey。
お疲れさまでした!

ちょっとWarhammerっぽい香りがするセッションでした。
もちろん低レベルのシティー・アドベンチャー、と言うのが大きいのでしょうけど、他にも、GMの趣味(基本的に泥臭いのが好き)、PL/PCの日和見具合とPCの報われなさ、NPCの不幸さ、そして意外とMonteの趣味/設定も貢献しています。

  • PC: 今回も2PC/1PL。
    • ウィリアム: Human Pal2
    • ボルコフ: Dwarf Ftr2
    • オッティリエ: Human Beguiler2
    • アラミル: Elf Wiz2
    • ブライトン: Human Clr1
    • エーファ: Elf FavoredSoul1
  • 内容: 相変わらず市販シナリオ(Ptolus本体付属)なので、以下ネタバレ注意!*1です。

721年3(Wind)月/21日、深夜

少女の住んでいた島に行こうと思い、Tritonに別れを告げて船に戻った冒険者たちだったが、島の名前すら(少なくとも少女以外は)誰も知らないことが判明。
Ptolus市内にUndeadを作ったり引き入れたりすることは違法と言うこともあり、再度もめるウィリアムとオッティリエ。

ボルコフの仲裁もあり、妥協案としてウィリアムがCastle ShardへSeanusを連れて(と言うより運んで)相談に行く事になった。Docks/波止場からCastle ShardのあるNoble Quarter/貴族地区まではPtolus市を横断しなければならない(徒歩で約1時間)。途中、物乞いに集られたりCity Watch/都市警備隊に職質されたりするが、無事に到着。Lord Zavereに報告及び相談をする。Lady Rillが少女(=Vampire?)をMonastery of Redemption(贖罪修道院)と言う所に連れて行けば「保護」してくれるとの助言をくれた。SeanusはとりあえずZavereが預かってくれることになった。

波止場で待つ残りの6人。少女もだいぶ落ち着いたようなので話を聞くと、やはり彼女はLinechの娘のLineleであった。しかし質問攻めにすると、又取り乱して父のところへ早く行きたいと泣き出してしまい、再び精神波が皆を襲う。オッティリエとボルコフは「島と襲撃」の幻覚を見せられる。

ウィリアムは一人で、その修道院のあるGuildsman District/職人地区経由でDocksに戻ることにする。再び別の警備隊に会った後、職人地区でRatman6匹(Pal2 vs CR1/2 x4、CR2 x2)の襲撃を受ける。囲まれたのを何とか突破し、警備隊詰め所を探して街を走り回る。気が付けばMidtown/中央地区だったので、修道院は後回しにしてそのまま仲間の所へ向かう。ようやく波止場に着くと、今度は覆面をした6人の男に襲われる(ウィリアムは強盗かと思ったが実は奴隷狩り)。金貨を撒いて隙を作り、そのまま突破。追われながらも仲間と合流を果たし、暴漢たちは戦わずに逃げ帰った。

その頃にはすっかり焦れて段々と危ない雰囲気になって来たLineleを、修道院に連れて行こうと相談する。嫌がるLineleをボルコフらが説得しようとするが、彼女は怒りアラミルを殴る。物凄い怪力の上、生気を吸われアラミルは倒れる。オッティリエが割り込み、父の所へ連れて行くと騙してLineleの手を引っ張って行く。その隙にウィリアムがWandでCureすると、アラミルは意識を回復するが体が冷え切って戻らない(-1 Negative Level)。

オッティリエとLineleを先頭に、それを追うボルコフとエーファ、そしてまた少し遅れて残りの3人、と言う形で職人地区に向かおうとすると、またもや別の暴漢?2人組みが立ち塞がる。彼らはオッティリエら2人は通すが、次に来たボルコフらを止め棍棒を振りかざし、帝国海軍に入れと脅す(徴兵隊だった)。ボルコフらは脅し返して追い払う。

オッティリエが職人地区で修道院を探すのに手間取っている間に、Lineleは道が違うと気付いてしまう。怒ったLineleにオッティリエと、追いついて来て止めようとしたウィリアムも精神支配をされてしまう。急に仲良く?Linechの所へ向かっていることにやや戸惑う仲間もいるが、元々それに反対していたのはウィリアムだけだったので普通に方針変更と取られる。

そうしてRivergate地区のLinechのところへ着く。Linechの手下はLineleが帰って来たことに驚くが(オッティリエの頭巾付き外套を被っている)、そのまま通す。Lineleは勝手に父の住む棟に走って行ってしまうが、6人は事務所で待てと言われ従う。しばらくすると向こうで叫び声がし、Lineleにテレパシーで呼ばれたウイリアムとオッティリエは走り出す。他の者も遅れて中庭に出ると、他の棟からもLinechの手下らが武器を手に出てきている。そして、向こうのLinechの棟から逃げ出して来るLinechとそれを追ってすっかり化け物の本性むき出しのLineleが。Linechの命令も無視してボルコフら4人と手下2人は傍観するが、Linech一味4人、Linele、ウィリアム、オッティリエ、は乱闘になる。LinechはLineleに精神支配され抱き合う二人。一瞬和解(?)かと思われたが、Linechは悲鳴を上げ倒れる。口から血を滴らせながら、Lineleはテレパシーで下僕二人に皆殺しを命じたのだった。しかしあまりの指令にウィリアムの精神は抵抗し自由になった。

ボルコフら6人はさっさと逃げ出し、空が白んで来たのでLineleは霧になり逃亡、Lineleの恋人?の女戦士は怒ってそれを追う。残ったLinech一味2人とオッティリエは不毛な戦いを続ける。ウィリアムはオッティリエを気絶させることを選ぶが、彼女を運んで逃げようとするのを阻止され、仕方なく一人で逃げる。

Ghostly Minstrel(幽霊楽人亭)に集合した5人は、再度Linech一味の住みかに戻るが、残っていたのは下働きのCooper一家だけだった。彼らから情報を聞き出し(彼女らの行方は知らなかった)、手がかりを探し(見つからず)、残っていた貴重品を漁り(躊躇と議論の後)、としているとようやく警備隊がやって来る。話をし、疑われつつも帰るのを許される5人だった(ボルコフは警備隊の一員)。

*1:他に日本でPtolusで遊んでいる人の話って聞いた事ないのですが。