Camarilla Edition の話

Camarilla Edition の話。

カードのレイアウト (デザイン)

VtES (最初はJyhad) は、Wizards of the Coast からWhite Wolf へ移ったこともあり、途中でカードのレイアウト(デザイン) が大幅に変わりました。(それ以外にも、マイナーチェンジはしょっちゅう。)
そのレイアウトが大幅に変わったのがCE からなのです。
内容的にも、CE はWhite Wolf の出した二番目のベース・セットですが、オリジナルなベース・セットとしては最初のものと言えます。
(最初のベース・セットはSabbat War。これのVampire カードは99枚ですが、その内、新しいカードは27枚のみ。)


Grouping (グループのルール)

ちなみに、Grouping のルールはCE からできました。
(この文章を読んでいる人には言うまでも無いでしょうが、) Grouping とは、デッキに入れることのできるVampire カードを制限する、他のカードゲームのブロックとかローテーションに相当するものです。(勿論ずっと緩いですが。)
つまり、それまでは必要なかったのです。二周回目が始まった訳です。

CE のVampire カード

それでは、CE のVampire カードです。

  • スターター・デッキ: DS/AH のリプリントがメイン(勿論、新レイアウト)。
  • ブースター・パック: 100枚、全て新カード。

カードのスペック(データ、能力)

後でも出てきますが、ベースにしようとしたCE の構築済みには色々と問題があります。
Discipline ベースのデッキを作るなら、BH の構築済みの方がずっと優良です。
と言うか、Jyhad/無印版〜DS/AH よりSabbat 版の方が全体的には優秀です(前者の中には逆に強過ぎる人たちもいますが。また、Clan 間のバランスも悪い気がします。例えば、Ventrue は優遇されている?)。


たぶん、後から出た方が進歩しているだけだと思いますが、原作通りと言えなくもないかも...
(VtM 1版〜2版の頃は、Camarilla とSabbat とはキャラクター作成のポイントが違ったのです。Sabbat の方がDiscipline(s) を4ドット貰えた筈です。その分、Background とVirtue が少なかったのですが。)

どのClan で作るか

いっそ、Camarilla のClan(s) ではなく、antitribu で6個作ることも考えたのですが、BH の構築済みは4つ、入っていないClan(s) は厳しい。
SW の構築済みは、カードのレイアウトが違うので使いたくありません。


Camarilla 3個とSabbat 3個、と言うのも考えたのですが、バランスを取り難く止めました。