Vampire: The Masquerade 第5版 Pre-Alpha 版 プレイテスト・キット

V5 pre-alpha: The curtain rises!

Vampire: The Masquerade 5th Edition (V5) pre-alpha playtest


https://blog.white-wolf.com/2017/06/15/v5-pre-alpha-the-curtain-rises/


5月にベルリンのコンベンション、World of Darkness Berlin で行われた、第5版のテスト・プレイのルールとシナリオが一般公開されました。



ルールをざっと読みましたが、
大幅に変わっています。


第1版から第4版までの変遷とは比べ物にならない大きな変更です。新 World of Darkness (Chronicles of Darkness) よりも先(?) に行っています。


個人的には、微妙。

マイナス

ここまで簡略化しなくても、と言う気がします。
特に、「目標値 6 固定、出目1と10 に意味なし」 は個人的には好みではありません。


6面でそう言うシステムが結構多いですが、好みではありません。
50% で成功だと、6面を使っている意味がないと思うので。
Shadowrun とか、2版のシステム面白かったのに……)


ましてや、d10 で50% 成功なら、d6 で良いだろ、と思います。


但し、このプレイ・テスト版でも、Hunger ダイスと言うルールがあって、そこでは出目1 が関係します。
なので、d6 でそのまま代用することはできません。
ひょっとすると、アルファ版 では、出目1 や 出目10 を利用するルールが増えるかも知れませんね。

プラス

システム (特に戦闘) が、煩雑 と(一部で?) 悪名高いStoryteller System ですが、戦闘は大幅に早くなりそうです。


Storyteller System と言う名に相応しい方向に変わっていると思われます。


血に対する飢えに関するルール等は、テーマを強調しています。
今までより、PC は「不自由」 になると思うので、プレイ感覚はだいぶ変わるかも知れません、


このルールを読む限りでは、世界観はさほど変わっていない印象を受けました。
尤も、フレーバー・テキストはほとんどありませんが。
シナリオを見てみれば、もう少しわかるでしょう。

シナリオ

シナリオは、とりあえず開いていません。
できればプレイしてみたいところです。