Pagan Shore、セッション準備→PL用世界設定
予め断っておきますと、このPagan Shoreはかなり男尊女卑な世界です。通常のKAPに比べ、相対的に女性キャラクターは冒険し易いですけれど。
- キャラクター
可能であれば、各プレイヤーに事前にキャラクターの出身地を決めて貰おうと思います。
- 世界設定
(改めて言っておきますが、実際の歴史ではありません。)
(今回のセッションでは)「現在」は(KAP 4thのデフォルトの)531年です。
494年に、Ui Niall(ウィー・ニアル)と言う大部族(?)出身のMuircheartach(ムィルヘアルタフ)がアイルランドのHigh King(至高王)になりました。
524年に、Lochlanach(ロッホラナッハ人)がThorgestr(トールゲストル?)の下、アイルランドの王都、Tara(タラ)を占拠しますが、
翌年525年、Muircheartach(ムィルヘアルタフ)はTara(タラ)奪還に成功します。
去年、530年にKing Arthur(アーサー王; ブリテン島の至高王。)がエリン島に侵攻し、Muircheartach(ムィルヘアルタフ)の軍勢を打ち負かしました。Muircheartach(ムィルヘアルタフ)は降伏し、アーサー王の臣下となっています。
- DerbfineとRi DamhnaとUi Niall
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- Derbfine (ディヤーヴフィニュ、"Real Family"): 親族(?)
アイルランドの父系集団。同じ曽祖父を持つ男性(とその妻と未婚の娘)で構成されます。相続権を持ちます。
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- Ri Damhna (リー・ダヴナ、"King Material"): 長の資格(?)
Tuatha(トゥアサ、部族?)を支配する血筋の者たちのこと。Derbfine内にChieftainが居た、成人男性しかChieftain(族長)になる資格を持ちません。
定期的にChieftainを輩出しないと、その血筋の子孫はRi Damhnaの資格を失います。
アイルランド人(つまり、Cruithni、Erinn、Gael。)のPCは全員、自分のTuatha(部族)のRi Damhna(リー・ダヴナ)に属します(女性は結婚すると通常、夫のDerbfineに入りますが。)。
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- Ui Niall (ウィー・ニアル): ニアルの子孫。O'Neil(オ・ニール)。
Niall(ニアル)の血を引く大部族(?)。
特定の生まれの者しかTuatha Chieftain(族長)に成れないのと同様に、特定のTuatha(部族)の出身者しかエリンのHigh King(至高王)には成れません。すなわち、Ui Niall(ウィー・ニアル)系のTuatha(部族)のChieftain(族長)だけです。
また同様に、定期的にHigh King(至高王)を輩出しないと、そのTuatha(部族)は至高王を出す資格を失います。