7th Sea: キャラクター作成 (その1)

7th Sea のプレイヤー・キャラクターはHero(ヒーロー) と呼びます。


基本ルール(7th Sea Player's Guide) の作成ルールでは、ランダム要素ゼロで、全て選択やポイント割り振りとなります。

Hero Concept

ルールブック通りだと、先ず20個の質問に答えさせられます。

出身国

作成方法では先ずは何より先に出身国を決めろ、とあります。
しかし、ちょっと待って下さい。

Six Steps

Hero Points (HP): キャラクター作成ポイントをHero Points (HP) と呼びます。
Hero の作成に100 HP 貰えます。

  • Step One: Sorcery (ステップ1: ソーサリー/妖術)
  • Step Two: Swordsman (ステップ2: ソーズマン/剣士)
  • Step Three: Trait(s) (ステップ3: トレイト/特性)
  • Step Four: Advantage(s) (ステップ4: アドヴァンテージ/長所)
  • Step Five: Skill(s) and Knack(s) (ステップ5: スキル/技能&ナック/能力(とでもしましょうか))
  • Step Six: Finishing Touches (ステップ6: 最後の仕上げ)


特に重要なのが、Sorcery (ソーサリー/妖術) とSwordsman School(ソーズマン・スクール/剣術流派) です。

  • Step One: Sorcery (ステップ1: ソーサリー/妖術)
    • Full Blooded: 40 HP
    • Half-blooded: 20 HP

7th Sea の世界において、Sorcery (ソーサリー/妖術) は特定の血統に依存します。
基本的には各国の貴族の血筋のもので、作成が終わった後から取ることは原則できません。



そして、例えばAvalon 出身のHero がSorcery を取ると、自動的にGlamour (グラマー) と言う種類のSorcery になります。
また、国によってはSorcerous Heritage が絶えてしまい、無いところもあります。

よって、Sorcerer をやりたい場合は、出身国を決める前に、マスターと相談した方が良いでしょう。

  • Step Two: Swordsman (ステップ2: ソーズマン/剣士)
    • 自国の流派: 25 HP
    • 外国の流派: 35 HP

こちらは、外国の流派も取れますし、作成した後から取ることもできます。

しかし、HP 的にも大きいので、取りたい場合は国を決めるより先に確認した方が良いでしょう。

The Destiny Spread (デスティニー・スプレッド/運命の展開法)

追加サプリ (Nations of Theah シリーズ) に載っている選択ルールです。


タロットを引いて(ダイスを振る国もあります) Hero 作成の一部をランダムに決めるものです。


これを使用する場合、出身国とTrait(s) だけを決め、その後でThe Destiny Spread を使用します。

今回、この方法を使用しようと思いますが、如何でしょうか?

Hero Template(s) (ヒーロー・テンプレート)

基本ルール(7th Sea Player's Guide) には無いのですが、追加サプリ (Nations of Theah シリーズ) には載っています。


正直、どうもイマイチな気がします。
(国によってテンプレートの数がバラバラだったり、選択肢も基本を押さえていない気がしますし、書式が一貫しておらず合計HP が正確なのか心許ない、等。)


今回は、テンプレートを参考にしつつ、自作して貰おうかと思います。